【タラートノイ散策】バンコクの下町でおしゃれカフェ&ランチ
MRTフアラーンポン駅から徒歩10分ほどの場所に、「タラートノイ」というバンコクにも下町情緒溢れるエリアがあります。ウォールアートやチャオプラヤ川を見渡しながら優雅にランチができるお店や元々は工場跡地にできた美味しいカフェなどがあります。タラートノイでしか味わえない町工場の雰囲気やおしゃれカフェを堪能してみるのはいかがでしょうか?
タラートノイとは
タイ語でタラートというとタイ語で市場という意味を持っているので、はじめは市場のひとつなのかと思っていました。調べてみるとやはり元々は小さな市場があったことが由来になっているようです。現在は市場があるわけではなく、地名として残っているようです。簡単にタラートノイの歴史について調べました。
タラートノーイの始まりは、1782年以来のタイ国の現王朝「チャクリー王朝」が成立した初期より、アユタヤからバンコクに移り住んだ閩南民系(東南アジアの華僑)が形成した小さな市場です。現在では低迷しているものの、当時はチャオプラヤー川沿いに位置していたことから中国系移民の貿易拠点としても発展していました。
当時の富裕層だった華僑が建てた邸宅や神社、ショップハウス様式の住居といった100年以上も前の痕跡が現在でも多々残っています。
多くの建物は、外観はそのままに内装だけリノベーションされました。そして現在、路地には様々なアートが描かれ、タラートノーイ一画は観光スポットに変貌しています。
引用:https://runbkk.net/talat-noi/
タラートノイ散策
今回はMRTフアランポーン駅からスタートし、タラートノイを散策し船に乗ってBTSサパンタクシン駅まで回って来ましたので、その行き方をお伝えしながらおすすめスポットをお伝えします!
1.Phu Curry Puff
フアランポーン駅からタラートノイのウォールアートに行く途中に、友人が近くに美味しいカレーパフのお店があると教えてくれたので行ってみました。元々は大きな通り沿いにあったようで行ったところにお店がなくびっくりしましたが、移転していて一本細い道に入ったところにあります。
以前の店舗横の細い道に入って少し歩くとお店がありました。そのお店の前だけ人が集まっていたので、何に並んでいるのかと見てやっと探していたお店だということに気づきました。笑
とてもサクサクしていて、油っぽくなくとても美味しいです。カレーはもちろん美味しいですが、パイナップルは台湾のパイナップルケーキの中身のような味で美味しかったです。
5 個10 個パックと書いてありますが、好きな数購入することできます。また近くに行った際に買いたいと思います!
2.タラートノイ ウォールアート
タラートノイで有名なウォールアート場所です。カレーパフ屋さんの道も車が一台通れるような細い道でしたが、こちらはもっと細い道です。そしてこの通り沿いには鮮やかな壁画がたくさんあります。
3.Mother Roaster マザーロースター
さきほどウォールアートを見ながらチャオプラヤ川方面に向かうと、Mother Roasterがあります。
入り口を入ると暗く工場部品が置かれているため一瞬工場跡地かなと思い、間違っていないか不安になりました。
階段を上がると、おしゃれなカフェがあります。ラテが2種類ありコーヒー豆の種類が違うのを使っているとのことでした。
エスプレッソも絞り機のような機械で落としているところを初めて見ることが出来とても新鮮でした。今回ラテを頼みましたが、まろやかな味わいでとても美味しかったです。
4.ホーリーロサリー教会
お茶したところでお昼には早すぎるので、一度ウォールアートの道を戻ってホーリーロサリー教会を見に行ってみました。
入り口に門がありますが、こちらは自由に入れます。門を入り道なりに歩くと教会が見えます。今回教会の中には入れなかったのですが、素敵なステンドグラスを外から見ることができました。なかなかタイで教会を見る機会が少ないので新鮮でした。
ホーリーロサリー教会の歴史について調べてみると、
チャオプラヤー川沿いに佇むバンコクで最も古いカトリック教会の一つ。建立後、大火に見舞われるなどの惨事を経て、1897年に現在の3代目となる教会が完成しました。
十字の尖塔、ステンドグラスの窓があるゴシック・リバイバル様式の建築は、バンコクにある7聖堂の中で最も美しいとされています。
https://www.thailandtravel.or.jp/holy-rosary-church/
5.バーン リムナム タラートノイでタイ料理ランチ
またMother Roasterまで同じ道を戻り、道なりに右に曲がるとレストラン「バーン リムナム タラートノイ」があります。
レストランらしい雰囲気はあまりないので、入り口は↓写真を目印にしてください。
お店に入ると目の前にチャオプラヤ川を一望することができます。タイの雰囲気を感じながら、床に座りながらのんびりできます。またテーブル席もあります。
今回ランチメニューを撮り忘れてしまいましたが、タイ料理がメインでガパオやタイカレーがありました。またタイ料理以外にはピザなどありました。ほぼメイン料理は250バーツだったと思います。
タイでなかなかマッサマンカレーメニューを見かけないので、ちょっと辛いだけだよと言われ頼んでみました。辛いのが苦手な私でも初めは食べれましたが、段々辛くなり最後まで食べれず。。ガイトートは結構ボリュームがあったようです。
6. タラートノイのその他有名スポット
中庭にプールがある有名なカフェです。伝統的な福建建築で、19世紀の建物です。中に入るのに1ドリンク制または入場料がかかると入り口の看板に書いてありました。
ソーヘン タイマンションを過ぎるとすぐにこの車を見つけることができます。タラートノイで有名なアンティークカーです。
暑い時にこのリアルなシンハーソーダーのウォールアートを見て、炭酸が飲みたくなりました。
マザーロスターの向かいにある神社です。神社の中から外を見ると、チャオプラヤ川を見ることができます。
7.船でBTSサパンタクシン駅へ
ロンクアク神社からチャオプラヤ川を眺めていると左側に繋がっている建物を見つけました。行ってみるとMarine Dept Pierという船のりばでした。
フアランポーン駅まで10分以上歩かなくてはいけなく、お昼過ぎにはとても暑くなってきたので船でサパンタクシン(Sathorn Pier)まで行くことしました。
オレンジフラグ🚩に乗ってサパンタクシン駅(Sathon pier)まで、16バーツでいきました。バスのアプリのVIA BUSをインストールしておくと、この船が位置状況を見ることができます。チャオプラヤ川をくだりながら、アイコンサイアムなど見ることが出来とても楽しかったです。
終わりに
タラートノイは現在でも町工場の多いエリアで、歩いているとオイルのにおいがしてバンコクにもこんな場所があるのだと感じました。タラートノイにはたくさんのウォールアートが溢れていて、古い伝統建物とおしゃれなカフェが融合した面白い場所だと思います。
タラートノイは広いエリアではないので、散策だけですと1.2時間で回ることができます。少し足をのばして、新しいバンコクを発見してはいかがでしょうか?